ブラック訪問介護事業所⑧
※この話は実際に私がブラックで仕事をしていた話を元に記憶をたどりながら、書いています。実在の話です。 名称、名前等は架空の人物です。
黒山は、就労継続支援B型事業を新たに始めたのです。
それには物を仕入れないといけません。
黒山は、生贄(以降、白並・しろなみと言います)に町の山間部にある農村地域まで週2回仕入れに行って来いと言い出したのです。
そこはブラック訪問介護事業所から交通機関を使って2時間、車で50分ぐらいにある山間部でした。
訪問介護のサ責の仕事をするつもりで入職した白並は断ります。
しかし、黒山は圧力で白並に仕入れに行かせます。
白並は、入職したばかりなので、それくらいならと快諾してしまいます。
これが白並の不幸の始まりでした。
またある時は、黒山に鍼灸の医療のレセプトを作成するように命じられます。
※参考資料
白並は鍼灸のレセなんてやったことありません。
やり方を黒山に求めますが、「やれ」の一点張りでなんの説明もありません。
レセプトをやったことがある人ならわかるかもしれませんが、レセに不備があると、返礼になって国保連からお金が入ってきません。
あまりにも返礼が多すぎると、不正しているのではと疑われてしまいます。
例えば、毎日利用している人(月50万の売り上げ)が1か所でもそのレセに不備があれば、売り上げが入りません。
そう、それくらい慎重にしないといけないものなのです。
それをあろうことか、黒山はど素人の白並に任せたのです。
当然なんの説明もないので、分かるわけありません。
そして請求する期限が迫ってきます。
※医療も介護も保険請求は毎月10日までとなっています。
なので月初めが医療、介護の事務職としては大変な時期なのです。
白並は出来なかったことを黒山に報告します。
黒山は当然、激怒します。
そもそも理解できてないので、やれと言われても出来るわけがないのです。当たり前だよな!
ちなみに鍼灸のレセは私もさせられました。
そして白並は黒山に不満を持っていきました。当たり前だよな!
続く。
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