選択の刻
裁判沙汰の騒動から、代表は一緒にやってきた仲間に裏切られたという思いから
体調がすぐれない日々が続きました。
聞けば、そのサ責は未経験から、そこの事業所でお世話になったとか。
初任者研修も会社持ちで受けて、資格も取らせてもらったとか。
仕事への取り組みの変化が現れる
そして私はというと、サ責の仕事に少しづつ悩んでいきました。
事業所自体が、疲弊しきって、代表も忙しそうにしており、質問するにも、
気を使ってしまい、仕事の内容もわからないことだらけです。
仕事のやりがいは次第に嫌気に変わってきました。
また残業… 早く帰りたいのに仕事残ってる。
通勤時間がかなりあるため、19時に事業所に帰っても、家につくには21時をこえてしまいます。遅い時は、22時とかになってました。
そして朝は7時に起きて、時間をかけて出勤。
その事業所は 9-18時の勤務の事業所でした。
他のヘルパーさんや同期のサ責は家から近い場所で働いていたので
1時間以上かけて事業所にくるのは私ぐらいでした。
その年は災害続きだったこともあり、大きな地震が起きたり、大雨で電車が動かなくなったりなどで職場に行けない日もありました。
天災なので仕方ないかもしれませんが…
それでも心のどこかにみんな働いているのに、
自分だけ仕事休んでいいのか?
事業所のみんなに迷惑かけてるんじゃないかと…
次第に罪悪感が芽生え始めました。
それを感じ取ったのか、代表から私の今後について話し合いをする時がきました。
代表は辞めてほしいのかな?
自分にはサ責は無理だったのかな…
代表からはかけられた言葉は
「続けるなら、サポートはします。本当は辞めてほしくはないです。でも、あなたが無理だと思うなら、辞めてもいいよ。事業所が大変な中、来てくれてありがとう」
「あなたの心が潰れないためにもどうするかの話しあいです」
辞める?辞めない?そう選択するときです。