介護保険のしくみ 施設サービス編
前回の続き
どうものぶかっつです。
今回は前回に引き続き介護保険の仕組みについてお話したいと思います。
前回は居宅サービスについてお話ししましたね。
今回お話しするのは施設サービスについてです。
そもそも介護サービスってどんなのがあるの?って気になる人もいると思います。
ざっくり言うとこんな感じですね。
居宅サービスはたくさんありますが、施設サービスは3種類しかありません。
・介護老人福祉施設(いわゆる特養、ユニット型含む)
・介護療養型医療施設(病院、診療所など)に分類されます。
施設サービスを利用するには
在宅サービスと異なり、自分で施設サービスを選んで申し込みをしなければなければいけません。しかし特養とか入ろうとなると入所待ちが多く、なかなか入れませんね。
しかも今はおおむね要介護3以上はないと入れてもらえないみたいです。
居宅サービスは単位に上限はあったんですが、施設サービスはどうかというと、
単位数に上限制限はありません。
いくらでも介護保険つかるじゃん!?って思ったでしょ?
しかし、居住費と食費は全額自己負担になります。
世の中そうあまいものではありません。
施設サービスを1日利用して、支払う金額表です。
ひと月で計算すると大体
食費・1380円×30日と計算して、約40000円ちょい
居住費・一番安い従来型の多床室で、320円×30日で 約10000円
※計算ざっくりですいませんw
そこに施設サービスの単位数をプラスしますので、ひと月にかかるお金は約10万円と考えてください。
有料老人ホームなどは施設サービスじゃないよ。
ちなみに有料老人ホームとかサービス付き高齢者住宅とかいろいろな施設形態がありますが、それらは施設サービスではありません。(ホテルに泊まるみたいな感覚?だと思ってくださいw)
有料に入ったからって、介護を受けれるかというと、介護を受けれるのは介護付き有料老人ホームだけになります。
訪問型の有料老人ホームの場合は、別に契約をしないと介護は受けれません。
施設の中の訪問介護だと考えてください。
まぁざっくりですが介護でのお金の話をしてみました。
私自身、介護施設で働いていたときは、そんなこと考えたりもしなかったので、こうやってお金が動いているんだなって知って、いい勉強にはなったなと思います。
介護事業所立ち上げてみたいとか、思っている人いたら、介護事務受けてみるのはいいかもしれませんね。
最後までブログを読んでいただきありがとうございました。